【就業規則のチェック・診断】問題が起こる前に見直すこと
みなさん、問題が起こってから、就業規則をチェックされます。ところが、起業した時に作った数十年前のもの。それも押印がされていません。
昔は、10ページくらいの薄いものでしたが、今は数十ページあります。それに、中身が全く違います。セクハラ・パワハラ、賞罰規定、コンプライアンス規定、育児・介護休暇など様々な規定が増えています。
例えば、裁判員休暇など設けておられる会社もあります。
総務部の仕事は、こういう規定類の見直しを図ることです。うちのような小さな会社は、そこまでしなくて良いだろうと思わないこと。社長から指示があった時に動くのではなく、調べて、勉強すること。
人の問題で悩んでおられる会社は、訪問させていただくと真っ先に就業規則を見せていただきます。どこが、抜けているか、修正した方が良いか、アドバイス・提案します。
そこから先は、社会保険労務士の先生に実際に修正していただくかどうかの判断です。理解していても、すぐに修正しない場合もあります。その場合の対処法もお伝えします。
あるいは、今顧問をされている社会保険労務士の先生から就業規則の改定の提案はありますか?
給与計算だけを依頼するのではなく、こういった労務問題について提案がある方が理想です。
是非、引き出しに埋もっている就業規則、見直しされることをおすすめします。