【根深いコンプライアンス違反】日報の改ざん
テレビやマスコミ報道では、日報の改ざん問題がよく出ていますが、中小企業でも同じようなことが起こっています。マスコミに知られていないだけです。
だから、立て直しで入らせていただく場合、まず日報を見せていただきます。きっちりと書かれているかどうか?ところが、中身のない日報で、一日何をしたのかわからないというものが多いです。
書式自体も見直しが必要です。
それと、この日報、社員の方にとっては、重荷になっていることもあります。そのため、1週間まとめて書く人も出てきます。
業種・業界にもよりますが、日報が本当に必要かどうか、それも見直す必要があります。また、会社が欲しい情報は何なのか、それを明確にしないと意味のないものになってしまいます。
さらに、上調印はあるが、中身をチェックしていない。形だけ整えるよう指示が出ているものはすぐわかります。これを止めないといけません。
管理職が見たものは、ほぼ大丈夫だろうという風習がどこか残っています。しかし、問題が起きると、改ざんが発覚します。
日報のあり方、管理の仕方、もう一度精査して下さい。