【コンプライアンス違反の見抜き方】取引先の方が教えてくれる
コンプライアンス違反がないかどうか社内調査を行ってもなかなか出てきません。噂話程度です。それと違反者が正直に申告するというのもあまりないです。また、違反者の上司や部が隠す場合もあります。
実際、コンプライアンス違反が発覚するのは、取引先やお客様からの通報です。もし、何かおかしいと感じたら取引先の方に電話を入れ、自社の社員がどういうことをしているのか聞いてみて下さい。
それと、厳しくするのであればコンプライアンス規定を作成し、罰則規定を設けて下さい。そうすると、徐々に違反者がいなくなっていきます。あるいは自主退職する方が出てきます。
また、会社の方針を明確にして下さい。コンプライアンス違反に対しては厳しく処することを伝え、教育することが大事です。
コンプライアンス違反は、売上が下がるよりも嫌なことだとおっしゃる社長が多いです。是非、前向きに改善を図ることを考えて下さい。そのままにしておくとさらに悪化するからです。
弊社ではコンプライアンス講習なども行い、どのような違反が起こっているのか社員の方に知っていただく機会を設けています。他社事例などを聞いて、どうようのことが起こっていないか、それを確認するのも良いと思います。
できれば違反者が出てくる前に講習会を開催されることをおすすめします。