【逆に信頼を落とすコンプライアンス違反】他社批判・他社商品の批判
自社をアピールため、自社商品の良さを知ってもらうため、他社や他社商品が劣っているような話をしたり、批判すると逆に信用を落とします。
最もいけないのは、自社のことは言わずに他社を批判して自分を上げようというような話し方です。
聞いているとあまり気分が良くないです。
本人は売るために必死なのかもしれませんが、それがビジネスマナー違反になっているかもしれません。
営業成績を上げるためには、何を言っても良いとうことはないです。節度ある話し方、真摯な姿勢が大事です。
このことも一度会議などで伝達した方が良いです。
お客様から良くない話し方をしていたと会社にクレームが入る前に対処して下さい。
批判をしても自分の評価は上がりません。
【組織におけるコンプライアンス違反】上司の言うことを聞かない
そういう方おられませんか?
全く、上司の言うことを聞かない。自分で勝手に仕事をしている。
注意すると、ふてくされたり、顔に出す。時には反抗的な態度で、反論する。
常に自分が正しいと思い、上司を上司だとも思っていないような態度。これがエスカレートすると、今度は社長の言うことも聞かなくなってきます。
上司の言うことを聞かないくらいですから、ここは社長に登場してもらうしかないです。
面談を行い、どこが間違っているのかきっちりと指導教育すること。それと本人が何を考えているのか、何を思っているのかも確認して下さい。
それでも納得しない。理解しようとしないのであれば、別の道を選択してもらうしかないです。
上司の言うこと聞かない人を組織の中に置いておくわけにはいきません。そういう状況を見つけたらすぐに対処することです。
そういう方は、総務や部長の言うことも聞かないと思いますので、社長が対応するのが良いです。
上司の言うことを聞かない人を作らない。
これも組織上の大きな課題です。
【実際に起こっているコンプライアンス違反】部下の面倒を見ない
えっ!部下の面倒を見ない?
役職が付いているのに・・・
でも実際に起こっています。
自分の仕事だけ淡々とこなす。後は見ない。関心がない。
いくら仕事ができてもこれでは困ります。組織人としては良くないです。
それにこのような人の下で仕事をしている人たちが可愛そうです。何も言えず、苦しんでおられます。
まず、部下の面倒を見ない人に役職は与えないこと。人事考課などでも厳しくチェックして下さい。
それとこのような状況を見つけたら、個別指導です。本人を読んで、部下を育てる、人を育てるということを教えてあげて下さい。
また、教えることが好きな文化、習慣を社内で作って下さい。それが非常に大事です。
そうすると、人はどんどん育って行きます。
部下の面倒が見れる人、それが役職者の第一条件です。
【コンプライアンス違反について】コンプライアンス違反は個人だけでの問題ではなく、上長・会社の問題でもある
ほっておいたツケがいつか回ってきます。
誰も正さない。見て見ぬふり。
まず、上長が注意し、指導教育しないといけません。
また、会社も厳しい姿勢で正すことが大事です。
あまりきつく言うと人間関係がおかしくなるので細かいことはなるべく言わない。
これが問題をさらに大きくします。
ゆるくなっていた会社を立て直すのはたいへんです。今まで見逃してくれていたのに急になぜ?といった空気があります。
しかし、すぐにでもメスを入れて改善・改革を行わないとますます悪くなって行きます。
会社としての方針・考えを明確にする。
コンプライアンス規定を作成する。
コンプライアンスに関する指導教育者を置く。
まず、これらをきっちりと整備することからです。
コンプライアンス問題は、会社として取り組まない限り、難しいです。
【飲食店におけるコンプライアンス違反】忙しくて人が足りないと自分の家族に手伝ってもらう
店長苦心の策?
忙しくて人が足りないと自分の家族に手伝ってもらう方がいます。会社の了解を得て、パート・アルバイト登録されているのなら良いですが、全くの無休で手伝ってもらうというのは良くないです。
それと1回やると、何度も繰り返し行うようになります。
本部は、まさか店長が自分の家族に手伝わせているとは思っていません。しかし、現実的に起こっていることです。
こういうことも起こっていないかどうか必ず調査して下さい。
いつも同じ店で働いているスタッフから電話で発覚します。その前に会社が把握しておくこと。
それと注意喚起、指導教育も忘れずに!
店で勝手なことをし出すと、必ず良からぬことが起こります。
店の管理が緩まないようにしっかりと見ることが大切です。